【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】
モジュール3Day2「課題解決に向けたテーマ設定、リサーチ計画の策定」の対面授業が10月21日(日)に行われました。
本来はDay1、Day2は土日の連続開講でしたが、台風24号の接近に伴い、日程を延期して実施されました。
前回の授業では、レゴ®シリアスプレイ®を用いて、「今の自分」と、そこから見えてくる課題や問題、取り組みたいテーマをクラス内で共有し、仮のテーマとチームを編成しました。
それから約3週間、リサーチをはじめたチームや、個々の問題意識を深掘りしていった方など、進捗や取り組みは様々でしたが、Day2では、さらにテーマを深掘りし、明確化していきます。
まず、チェックインも兼ねてこれまでの3週間の振り返り。モチベーションの上がり下がりとイベント、トピックとの関連性を一人ひとり振り返ってみて、チーム内で共有していきます。自分自身のモチベーションの源泉がどこにあるのか?を探っていく時間でもありました。
冒頭、聞間先生からプロジェクトを進める上で大切なありかたについてお話がありました。
プロジェクトとは独自性があって、創造的であること。そして、有期であること。
常にこのプロジェクトの意味は?存在意義は?を問い直していく力こそが、プロジェクトを進める上では必要なのです。
その後、一日かけて、テーマと向き合い、深掘りをしていきます。
まずは、もう一度、「自分自身が取り組んでみたい課題」をレゴブロックを使って表現してみます。チーム内で丁寧に共有していくことで、同じ視点があったり、違う対象を捉えていたりと、チームメイトの作ったモデルからの発見もたくさん出てきます。
各自の問題が出揃った後は、チームで1つのモデルを作ります。大きなプレート上に、各自が問題だと考えるものを配置していき、全体像を探っていきます。この構図こそが、チームで取り組む「問題」となっていきます。
Day2終了時点では、地域貢献のビジネス化、食育を通じた人間形成、価値観とは何か?など6つのテーマ(チーム)が誕生しました。
これから先、「なぜ私がその問題に取り組むのか?」を自問自答しながら、自分自身のこととしてとらえて推進していくことこそがプロジェクトのカギになっていきます。
リサーチやチーム内での対話、検討を重ねていく中でどんなアイデアが生まれるのか、とても楽しみです。
★※授業を「可視化」に!!
講師岸先生より、今日の授業の内容をいつもの「可視化」に、まとめて頂きました。
<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp
092-692-3198